さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

いやいや、ちょっと一言いいですか?   シーズン野田

忙しい!!!


仕事のレイヤーが重なりまくって、起動するにも重すぎて未レンダリングの状態だ。

かぁ〜〜〜〜〜5月さえ乗り切れればと思っていたら、6月もこの有様だ。

7月もまさかこうじゃないよな、守護霊様よ。


さて、本日完パケした作品を渡しに、角田とともに久々に母校の大学に行った。

で久々に学食に入ってカレーを食ったのだが、これがひどい。

ご飯がべちゃべちゃと結婚したのである。

つまり、ご飯がべちゃべちゃだったのだ。

角田は何故か券売機にはない「フィッシュカレー」を口頭でオーダーし

「そんなものはありません」

と一蹴され、恥ずかしそうに

「やべ、私は魚になりたい」

といいながら、何が面白いのかサッパリわからないが笑っていた。





学食の隅っこからから、談笑する学生を恨めしそうに眺める角田。

「俺様に眺められているとも知らないで」

そう笑いながらぼやく角田。何が面白いのだろうか。


そのあと、「本を返せ!」という大学の図書館からの催促を、堂々と拒み続けた角田が、ようやく4年越しに、本を返しに行くことに。



長い図書館までの道のり。


緊張する角田の脇から、くさい臭いが漂う。


「もしかしたら、めちゃめちゃ怒られて、卒業資格をとりけしになるのかもしれない。
もしかしたら、ノリのいい人で、気に入ってもらって、飲みに連れ回されるかもしれない。
もしかしたら、めちゃめちゃかわいいこで、本を返したきっかけに一発やっちゃったりするかもしれない。ハフー」

そう独り言を、もちろん笑いながら言っていた。


平坦な日常のちょっとしたスリル。

この先何が待ち受けているのだろうか…。

サイヤ人気質のライスタ角田。

だが角田のそんな不安や期待も空しく、何事もなくスルーされる。


「あの、5年も借りてたんですけど…怒るとか、一発やるとか、そういうのは…」


4年のところを5年とサバをよみオオゴトにしようとする角田は、股間を激しくまさぐっていた。




何もなく、淡白に返却してしまった角田は、怒りや物足りなさををフリーダカーロへぶつける。

「そんな格好したって、百獣の王ライオンにはなれねーっての!!

とつっこみのサイドギターをかき鳴らす角田。

一体何が面白いのだろうか。


そんなことより、夫婦道が終わってしまった。

最終回は衝撃のダンスパーティが見られて得した気分。

終わり方にはなっとくいってません。

だって、この時期に大晦日の除夜の鐘が鳴って「来年もよろしくな」って、お茶すすりながら言ってるんだもの。