さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

給料泥棒  シーズン野田

にがウーロンの加藤ふりかけは、某会社を起業し、今じゃ多くの社員を抱える会社の社長であります。

彼にはそういった、能力やセンスが無駄にあります。

僕のような愚鈍で、愚作にばかりふける人間ではなく、とても優秀でクレバーです。

確かに、多くの人間に欠陥があるのより、少し余るくらいの欠陥が彼にはあります。

しかし、人間のいい所は、悪い所と対になっているものなので、その欠陥ゆえに無駄に、センスがあるのでしょう。


このことはかなりうまく、加藤ふりかけを表現していると思います。


けれども彼の雇った社員の中には問題を抱えた奴も多少います。

いわゆる給料泥棒という奴です。


先日、僕の弟子になった、知り合い知り合いのアルカイダの知り合いである、行きずりの女とやりまくって苦節20年のクンニお化けこと「竹前小太朗」もここで働く社員の一人であり、また自ら給料泥棒である事を誇りにしています。

先月に一緒にくるりのライブにいったあの、男です。



彼は、料理がとても得意で、いつも色々ごちそうしてくれる、タモリみたいないい奴です。

本当に、私生活ではとても気が利くし、うごきもテキパキして、出来る奴です(話が長い傾向があり、それはスヌーズを思わせた)。

僕の人生のターニングポイントを作ってくれた、重要人物と言っても過言ではありません。

僕は彼が大好きだし、彼といるととても気が安らぐので弟子にしたわけですが、これはどうなんでしょう…。





馬鹿らしいので、寝ます。