さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

コニャニャ〜  ライスタ角田

最近は、あまり立ち止まる事なく突っ走ってきましたけど、あまりに暑すぎて目が覚めた今日、しばらく部屋でぼうっとして、ふと、立ち止まって考えてみる事にしました。

なんとなく、いい意味で「危機」を感じたから、本能でそうしたのかもしれません。危機って大げさなんですけど、危機に至るかもしれないわずかな軋みを、見逃さないって感じでしょうか。昨日も、どっかの飛行機の天井に穴が空いて、緊急着陸してましたからね。穴が空く前に、ヒビが入っているんです。
穴が空く前の危機回避ってやつです。

まず古本屋に行き、欲しかったマンガや小説を2000円分買いました。そんで図書館で涼みながら読書。そしてしばらくして飽きたので、チャリンコの小旅行って感じでぶらぶらして、そうだ、久しぶりに服を買おうってことで、お気に入りの国分寺の古着屋に行きました。
以上、今日僕が立ち止まった末にしたことです。いろんな重荷をとっぱらって、一日を過ごしました。お陰で夕方は爆睡です。こんなこと、普段から誰でもやってることだと思います。でも僕はこんなことすらしてなかったんです。人間じゃなくなるとこだったっつの、あぶねあぶね。

チャリンコでゆっくり街を走ってると、いろんなものが見えてきます。生温い風もまた、生温いなあ、と感じることができます。途中で立ち寄ったウマくないラーメンショップが、ウマくないなあとちゃんと感じることができます。(ここに鞄忘れちゃったから明日取りに行きます)

できるだけ家にこもるのはやめようと思う、ワンコなのでした。

ハチミツとクローバー