さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

朝食い気味に泣く俺  シーズン野田

つまらない話だけど、先日号泣しながら目が覚ましました。

泣きながら生まれて来たことはありますが、泣きながら起きた事はありません。

夢の面影が起きた直後まで影響していたのですね。

涙で顔中がぐっしょりでした。



舞台は600人ほど暮らしているある地域で(でかいサティアンの様な建物に住んでいます)、ある日馬鹿でかい化け物がその地域にやってきました。

その化け物は、白い狼の様な顔をしているのですが、実体がなく、黒いドロドロとした液体になることもできます。

みんなが逃げ回る中、僕は新しく買ったデジカメでその化け物を撮ろうとシャッターを切っていたのですが、それがいけなかった。

その化け物は僕に目をつけ指名してきました。

その地域では、指名された二名がいけにえになって死ななくてはならないのです。

もう一人は外人の女の子でした。


僕と外人の女の子は化け物に集合をかけられました。

女の子は死ぬ前に友達に会う時間をくれと化け物に頼みました。

化け物「いいだろう」

化け物の許可を取り、女の子はつかの間の会話を友人と楽しんでいるようでした。

僕も、にがウーロンのメンバーに最後のあいさつをしようと探していたのですが、どこにも彼らは見当たりません。

「なんて薄情なやつらなんだ…」

みんなと一緒に逃げてしまったのか…そう思い落胆していたそのときです。

遠くの空から飛行機がやってきて、その飛行機雲が青空に字を書き始めました。



「いままでありがとう by にがウーロン



僕は、メンバーの粋な演出に感動し、もう死んでも悔いは無いと落涙しました。



とまぁ、そこで目が覚めたのです。

その感動は現実の肉体に影響を与えるほどの威力だったのです。

今振り返ってみると大した夢ではないんだけどね。

夢って得てして意味不明で、アレゴリーだよね。





そう言えば三日前くらいに、角田が

「今日夢精しそうになったわ〜げへへへ」

と半笑いで自慢してきたのですが、聞く所によると、別にオナニーは大頻繁にやっているようで、なぁ〜んだ、って感じです。

(何が“なぁ〜んだ”なのか…)。