さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

ああ、おっぱいがせまってくる  野田

さてさて、タイトルに釣られてやって来た人には申し訳ないけど、おっぱいは出てきません。

だって、オイラおっぱいに興味ないもの。

まぁまぁ怒りなさんな、そこのおっぱい好きのお父さん。



先日、映画のワークショップに参加してきました。


ツァイ・ミン・リャン監督が来るって言うんだから行くしかありません。


うずらの卵みたいのが、ツァイ監督です。


やっぱ、これから映画をやっていく身としては、映画哲学というのも必要でしょうから勉強はかかせません。





平日から、うすらの卵のお言葉を聞きに来た、監督の卵たち。

ものすごい、無職感です。





で、監督に学んだのは、「進め!」ということです。


確か「進むな!」ではなかったですから、てことは「進め!」って感じだったと思います。


今回初めて、ツァイ監督の映画を3作品ほど見ましたが、やはり凄い映画です。

寝てたから覚えてないけど、凄い映画であると言えます。

寝てたのに凄いって言えるくらい凄い映画です。


日本じゃ勝手に上映してはいけないフィルムを内緒で回してくれたらしく、そのことをブログとかに書いては駄目だと言われたので、触れることができません。

つーか、寝てたから触れられません。


とにかく勉強になりました。

この不況でも、自分たちのやり方で「自由」に撮っている監督にとても憧れます。 

どこに行っても、

映画業界、非常に厳しいで!

って聞くもんで、げんなりしていましたが、監督にはとても励まされました。





僕らの映画プロジェクトも何とか少しずつですが進行しています。

徐々に関わって下さる方も増えてきました。






師匠である小口先生と、撮影助手の渡辺君。




今後の映画界を憂いながら、酒を交わしました。



で、話し合った結果、行き着いた場所は

「進め」

でした。


所持金が500円しかなかったので、奢ってもらいました。

ごちそうさまです…


って、これでどう進むんだ!って話だよね。



最近じゃ、進むために、キ○ルをしなければならなくなりました。



ちょっとひくだろ?