さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

実家なう。   ライスタ角田

実家のリビングのパソコンの前なう。

確定申告ってのを、実家ですませようと思ったわけ。
還付金、全部は戻ってこないわ。収入が上がったってことなんだけど。こんな低所得者から税金とるなアホンダラ!!


先日、六本木ヒルズに行ってきた。例の、加藤ふりかけ大アートパーティーね。なんかやっぱ、あそこは富の中心って感じがすごいよね。

勘違いしちゃうもん、俺も富の中心にいるってね。あの夜景を観たら、それも仕方ない。そしてワインを飲みながら、アーティストと会話を交わす感じも、ね。

みんな目が輝いていたなあ。
アーティストは最底辺だけど、一緒に頑張ろうって思ったな〜。同世代頑張ろうって思ったな〜俺。俺そういうとこあんのな。

なんだかわけのわからないものを作ってるってすごいよね。
世の中の役に立つかって言われたら、立たないよこれはってものばかりなんだけどさ。最高だよね。

道路に置くコーンにかわいい顔をつけてる作家がいたんだけど、あれいいなあ。まったく意味ないんだけど、コーンに顔があればもう少しコーンに従って運転するようになるかもしれない。
っていう可能性が出てくる。でもそれは二の次で、単純に、なんか風景がほっこりするんだよね。ほっこりするっしょ。

作者の人柄もあってのことかもしれないけど、
なんか幸せな気分になれたってわけ。

少なくとも俺に意味をもたらした、
それは良い作品だよね。


だから、にがウーロンが作る映画や、その他の作品が、どんなに酷評でも、無視されても、
誰か一人の気分とか生活に響いてるなら最高だと思ってやってこうと思ったな。

一人にも響かなかったらやばいな。