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さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

あなたならどうしますか。  シーズン野田

自分が間違ってるのかな。

いやね、

借りていたDVDをすべて返却日に返したつもりだったのですが、

一つだけケースのみ返して中身を入れてなかったんです。


かわいらしいミスというやつです。


でね、そのことに気がついたのはそれから二日後、つまり今日だったわけですが、

まぁ「しまった!」

と思い、ビデオ屋に返しにいきますよね?




「次からは気をつけてくださいね」

「すいません〜」



で終わると思ってたんです。

DVDを渡して向こうが確認しているときに、

こっちはさっさと帰ろうっていう感じで今にも立ち去ろうとしてたんですね。

脳内ではクラウチングスタート状態ですよ。

合図待ちの状態。

もう、店員が次に何かしらの一言を放ったら、

それが合図でスタートを切るはずだったんですが、意外なプロットポイントが待ち構えていました。


「こちら、延滞料金が発生します」


一瞬何を言ったのかわからず普通に



「え?なんですか?」



って普通に聞き返しました。



そうしたら、



「返却処理がまだ完了していないので、延滞料金が発生します」



ってなんか節を足して説明してきた訳です。

当然こっちは

「え?なんでですか?」

ってなりますよね?

ここでこうならない人いるのかな。


でまぁ、正直もうすでにこっちはものすごいイラついてますよね。

「位置について!よーい」

までいわれている状態ですよ。

不意打ちよ。



だって、おかしくないですか?

こっちは返す意思をしっかりと示しているのにもかかわらずふつーに延滞扱いって。

カブトムシが黒いって理由でゴキブリ扱いされるようなもんですよ!

まぁ怒りに任せて好き勝手いってますが、もうね絶対払うもんかモード突入ね。



もちろんこっちが確認してないっていうミスはあるので悪い部分そりゃありますよ。

けど、気持ちじゃないですか?

普通に遅れたのではなく、返す意思は示している訳だから。

むしろケースはちゃんと返してるんだから。




「いや、故意にやったのではなくね、うっかりケースだけ返しちゃったってことあるじゃないですか?なのに、普通に延滞料金ておかしくないですか?」

「お客様がしっかりと確認してないからこういった事態を招いているので」


馬鹿糞やせ眼鏡の店員。こんなこといいやがるんですよ。


「いやね、そうかもしれないけど、返す意思はくんでくれてもいいんじゃないの?」

「そうなると、他のお客様にそのように対応しなければならなくなるので」

「今のこの状況を他の客が見てるわけだ」

「…」

「あのね、他の客とかどうだっていんだよ。この状況に対して何かこっちの意思を汲んでくれてもいいんじゃないかって話をしてて、そういう正論をいちいちいわれても、気持ちの問題だから、はいそうですかって、なるわけないよね?」

「…」

「けれども、決まりなので、他のお客様にも…」

「だ〜か〜ら〜。そんなことはどうでもいいんだってば。こっちは今日もわざわざ出向いているっていうめんどくささを味わっている訳じゃないですか?遅れたっていう自分のミスかもしれないけど。だったら、そっちだって、そういう目をつむるとこがあってもいいんじゃないの?二回も足は運んでるんだよ?」

「お客様が確認しないことに始まってるんじゃないですか?」



話は平行線ですよ。



「じゃあ、一日分は払いますよ。物事には「折り合い」っていうのもあると思うので、二日分ではなく、一日分の延滞料金を払うと。そうすれば、そちらも多少目をつむってくれたってこと、こっちも気持ちが収まるし、そちらもお金をとれる訳だからね。それでいいでしょ?」

「…いや、それは…」

「このまま、話しててもしかたないから」

「…無理です」

「いい折衷案じゃないか!」



とまぁこのあとこのようなやり取り、

ドラクエ5のブオーンの初戦かってくらいのターンで続き、

もう仕事の時間が迫ってきたので根負けで、結局払いました。

今思うと、しかとしてフライングスタートして出てくればよかったわ。



僕が今回思ったのは、

北方領土も毅然とした態度で返還をもとめないとだめだと思いました。

二島返還なんて生易しいこといっててはダメです!!