てなもんで シーズン野田
まぁまぁ結構な苦悩ってやつだ。
こたつの中で寝てみちゃ必ず見る悪夢。
それだって、悪夢とは名ばかりの悲惨なイメージ、紙芝居。
悪夢を超えた悪夢とでもいいましょうか。
うなされ起きて
「ええ、わかってますとも」
と虚勢を張るのが関の山。
寝汗か涙か、小便か。
けどね、いつかは耳の穴かっぽじってもらいたいね。
転げる椅子だけ用意して。
おっと、ハンカチはいらないのかい?
泣ける話の一つや二つ、見繕ってはご披露しましょう。
カラスが鳴いても帰れない、気になる結末、ジュウシマツ。
「ええ、わかってますとも」
こうやって、風呂敷広げて荷造りしては、
はったりかましてやってるわけです。
はったりはうまいよ。
湿布と一緒に売るほどある。
でもお天道さんだけ見てらっしゃるんだろ。
煌煌と燦々と、アッパレ快晴スカイブルーでがよけい惨めにさせるのならば、そうかい、こっちだって手があるんでね。
どんな手だ?
それを聞いちゃおしまいだ。
ハレものには触らないってことです。
ちゃんちゃん。