午前様 シーズン野田
午前様という言葉が好きです。
皮肉や嫉妬が上手く込められた一言であるといえるし、何より響きがよくて、物語性を感じます。
下部がたちが「午前様のおな〜り〜」と道をあけ、やってきたのは数匹の亀に紐を付け、甲羅に乗った午前様。
「へけけ」と笑うその顔が妙にチャーミングだったりする。
さて、なぜフィーチャリングおぼっちゃま君になったのかはよくわかりませんが、一言で言うと
「世代なんだよなぁ…みつを舐め回すプー」
であると言うことです。
さて、「世代なんだよなぁ〜」
って思うことが最近本当に多いです。
アラサーあるあるです。
会話中、
「え?嘘でしょ?それ知らないの?」
と思うことが本当に増えて来た。
例えば
「DA.YO.NE」
を知らないとか。
「え?あれって、ローマ字表記なんですか?」
っていうレベルではなく、「DA.YO.NE」そのものを知らない。
明らかに年下が増えて来たのです。
しかもかなり年齢が離れているということがわかります。
普段は、別に年下だと思って接することはほとんどありません。
無意識レベルではあるのかもしれないけれど、僕は同年代と思って接しているので、そのような不意のジェネレーションギャップを感じると、
「このゆとり世代の、くそガキボンボンが!!」
と思ってしまい、持っていた杖で頭を殴りたくなります。
つまり、年下なんだこの人って思うと同時に、向こうはおそらく、自分に気を使って接しているんだろうな、って思うんですね。
気を使う方と気を使われている方では、気を使う方が大変ですよね。
気を使われているってのは、なかなか分からないものです。
これは友達の話なのですが、
先日、年下の人たちと昼飯を食いに焼き肉店に行きました。
彼は、何が面白いのかメニューを見ながら
「どれもまずそうだな」
を連呼しました。
「これにしようかな…けどまずそうだな」
と。
小さい店ですので、店員のおばさんに聞こえてるだろうと、皆うつむいて気まずそうなのが余計面白くなってしまい、さらに連呼しました。
先輩だったら
「おい、てめー失礼だからやめろ!」
って怒るのでしょうが、誰も僕に文句を言いません。
ここで言いたいのは、僕は、じゃなくて彼は目上がいる空間ではこのようなことをやるのかどうか?
おそらくやらないわけです。
怒られるから。
怒られないから、こういう下らないことをやってしまうのです、、今思うと。
けれど、これでは駄目なのです。
目上がいるときほど、
「なんだよ、全部まずそうだな、ここのメニューは。家畜じゃねーんだからよ!」
と厨房に聴こえるように言ってやらないと駄目なのです。
いくら気まずくなってもね。
いくら、厨房から午前様が、
「スーパードッジで勝負だ!」
と言いながら出て来て、ゴーファイ!ゴーゴーファイ!
って急にドッジボールで喧嘩売って来てもね!
なぜフィーチャリング「ドッジ弾平」なのかは分かりませんが、
「世代なんだよなぁ〜 みつを舐めてるモンシロチョウごとかっ喰らう野生のプー」
こりゃどうも。
※今日のブログはちょっとファンタジーだったね。