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さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

フラグが立ちまくる誕生日

誕生日です。


そして、誕生日が終わろうとしております。

 

 

 


誕生日にブログを更新すると言うベタさが、我ながらキモカワイいく、

精神的坊ちゃん刈り、あるいはもっこりピーターパンと言われる所以でもあります。

昭和天皇と同じ日に生まれ、緑など愛さぬまま、長い年月が過ぎてしまいました。

 

 

 


やばくね!?

と思ったあなた。

余計なお世話だっつーの!!




さて、

私事ながらが、今日あったことをここに綴ろうと思っております。

といっても何があったわけではございません。

実家でのんびりしておりました。

ただ、誕生日を実家で過ごす等ということは、おそらく東京に出てから初めてなんじゃないかと思いまして。

今までは彼女がいたりなんだして、一緒に過ごす相手がいたもんでね。

そういや、俺、ふられたんだった。

まぁいいやそれは。


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で、今日は父親と近所の喫茶店まで散歩をして、

 

二番目の弟に「やるよ」と千円札を投げつけられ、

 

 



ただただ、ゲームをやって過ごしておりました。



やばくね!?

と思ったあなた。

余計なお世話だっつーの!!




本当に一人でドッブリ浸かって、ゲームをやるのは久々で、改めて思ったのは、

ゲームは「浦島太郎の玉手箱」だということ。

映画ってのは、まぁどんだけみても2時間だったり、時間が決まっているけれど、ゲームの時間の使い方は底知れない。

フードファイターばりの胃袋で、時間を食いつぶします。

 

 

 

 

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The Last of UsというPS3のゾンビゲーなのですが、

敵に襲われやべーやべーといいながら、終わったあとには人生がやべーというまさにリアルゾンビになりそうなほどに面白い。

しかもこのゲーム、シナリオ重視だから、引き込まれるんだよな。

 



ペーパーゲーマーなので、初級レベルでも無茶苦茶に死にまくり、

 

一番下の弟に「てめー東京で何やってんだ?」

 

という訳の分からない罵倒を真に受けながら、ひーこらやっていましたが、そもそもPS系のゲームをここまでがっつりやったのって、それこそ今回が初めてかも知れません。

任天堂しか、ゲームと認めていなかったからね。

まぁ、このフォトリアルな世界の構築具合には、頭がさがりましたよ。

うん、今の洋ゲーはすげーね。

ただ、もう少し、操作性がよければな。

 

そこは任天堂を見習って欲しいよね!!


ゲームにただただどっぷり浸かる一日で、かわいそーだと思ったあなた。

ははは。



それだけやっていたのではございません。

その後、母親と父親と三人で、

 

祖母のお見舞いに行ったのですからね!

 

 

 

 

ばあちゃん、やばくね!?

と思ったあなた。

やばいよ!!!

 

 


そうなんです。祖母が、ぼそぼそなんです。

ブログの読者さんならお分かりでしょうが、先日祖父が死んだばかりなのに、今度は祖母があやしいようで、まるで祖父があの世から呼んでいるかのよう。。


もうちょっと、祖父には一人で頑張って欲しかったなぁ。






車で病院へ向かう道中、父親が

「とめてくれ!」

と車を飛び出し、路肩にゲロを吐き始めた。


そんな父親をおいて、再び車を発車させる母親。

 

徐々に遠ざかっていく、ゲロを吐く父親をゾンビが襲うその光景が、今でも脳裏に焼き付いています。


「老いたな…」

俺は、たかが車酔いで吐いてしまうほどにまで老いた父親を見て、いつかはやがて来るだろうその老いと向き合う覚悟を、遠ざかる父親の悲鳴が微かに鼓膜を振るわす自家用車の中で粛々としたのだった。



病院では、ゾンビ寸前の祖母がベッドで寝ていた。

なんだか以外に元気そうにも感じたが、毎日通っている母親からすると、そうでもないらしい。

酸素の量が減っているのだ。


 

「おばあちゃん、きたよ」

 

そう耳元で話しかけても、返事はない。

「はぁはぁ」とただ、苦しそうに目を閉じたままだ。


 

 

フラグは立たなかった。

 



一体、次のミッションはなんなのだ?

 

 


と、病室をくまなく探索していると、見るからに怪しい配線が目についた。

 

 

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これだな。

どれを切れば、解除されるのか?

緑か?黄色か?赤か?

 

 


ハサミを持って迷っている俺を見て、母親が、

「それは爆弾ではない」

と、初級レベルらしい、アドバイスをしてくれた。

 

 

 

なるほど。

 

 



じゃあ、一体次のイベントは何なのだろうか?

再び部屋を探索していると、

 

 

 

 

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折り紙の鶴が見つかった。

母親が来るたびに願掛けで7羽ずつ折っているとのことだった。

 

 

「ははぁ〜ん。次のミッションはこれだな」

 


俺は慣れない手つきで、鶴を折った。

しかし母親は、鶴を折るのが本当にうまい。

 

多分、本当の鶴もぽきぽき折っていく事だろう。

 

やがて、鶴を折り終えると、

母親が「帰ろう」

と言った。

ミッションコンプリート。

見事フラグが立ち、病院を後にしたのだった。。

 

 

 

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祖母の手を握ると、もうすぐ死ぬとは思えない程に温かかった。

 

今回のお見舞いが死亡フラグでないことを祈るばかりである。

 

 

 

 

おばあちゃん、あなたの孫は、32になり、さらにオッサンになったよ!

 

 

 

 

 

 ↓ランキングを押すフラグが立ったはず。


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