酷評映画「アナと雪の女王」
「友達の友達はアルカイダ」
がここにきて、今年の流行語になりそうな気がしているシーズン野田です。
「アナと雪の女王」が大ヒットしているらしいですね。
元は「雪の女王」というアルゼンチンの童話らしく、ディズニーおとくいの二次使用。
自分もディズニーから様々な童話を学んだ幼少期を過ごしていたので、今の子供にとってもディズニーがそういうものであることは、大変嬉しいです。
自分は、絵本が好きな肥満児で、ハイチューを口に入れ、片手にスニッカーズを握りしめながら絵本を読んでいたのを覚えてます。
「雪の女王」も好きな作品のひとつで、うろおぼえだけれど、目に悪魔の鏡の破片が入って心を失った少年が、氷の女王と結婚する?んだったけ、それを友達の友達のアルカイダの少女が助けにいくといった物語だったような気がするのですが、とにかくなんだか「怖い」というイメージが子供ながらにありました。
子供と言うのは、その負の感情に心を惹かれる所がありますよね。
それは雪の女王のイメージから来ているのかもしれません。
でさ、アナと雪の女王に戻るのですが、
なにこれ。本当のあの雪の女王なの?
キャバ嬢じゃないの?
初めて映画館の予告でこれを見た時、
キャバ嬢が雪山で同伴をすっぽかされて、ヤケになって、歌い狂っているシーンなのかと思いました。
手からヘナヘナのドドンパみたいのを放出しながら、氷を自由自在に操って、踊り狂うその姿は、まるでノリピーか広末涼子かといった類いの奇行っぷり。
そして最後に、「アナと雪の女王」ってタイトルが出てきておったまげた。
まさか、あの、雪の女王じゃないよね…と。
雪の女王は、歌なんて歌わないんだよ!!!
しかもなんだあの、気持ち悪い歌は!!
レディゴー!レディゴー!
って、お前は、エドはるみか!!(まぁあれは「レッツらゴー」だけど)。
日本版の松たか子は、歌がうまいってもっぱら評判だけれど、うまければうまいほど引くわ。
特に最後の
♪歩き出そーーーーーーーーーーーう
と声を張り上げた後に小さく
♪少しも寒くないわ
囁かれると、
「寒いなら何か着る物貸してやるけど、寒くないなら勝手にやってくれよ」
と普通に突っ込んでしまう。
ミュージカルアニメだから、歌うのは仕方ない?
だとしたら、松本幸四郎に毛が生えたような姉ちゃんじゃなくて、美輪明宏に歌ってもらった方が、なんぼか怖さがでるだろうよ。
むしろ怖いくらいになるかも。
そしたもっとヒットするよ。
ディズニー映画の名作、ピノキオは良かった、アリスは良かったとか、ジジい臭い事は言わないけれど、
ピノキオやアリスは、本当に良かったよ。
やべ、言っちまった。。。
多少ディフォルメしているけれど、それはちゃんと童話だったよ。
子供のために作られた、匠の技が輝く、一級品だったよ。
しかも何だ、いまのCGアニメは。
全部質感が鈴木その子と同じじゃないか。
地上に出てきた深海魚みたいな顔したCG女にだれが感情移入できるんだ?
って、大ヒット!うちの姪っ子も大好きだって?
けど俺は、気持ち悪くって見てられない。
まぁ、これは自分の趣向に合わないってだけかもしれないけれどさ、そんなヌルヌルCGはピクサーか、シュレックか、鈴木その子か、ファイナルファンタジーに任せておけばよろしい。
ディズニーがなにも頑張ってやることない。
あんなの、ピクサーが作りましたって言っても差し支えないよ。
ディズニーは一目でディズニーだったじゃないか。
正直、子供の頃は、ルーニー・テューンズもディズニーもよくわからなったけれどね。
とにかく、「アナキン・スカイウォーカーと雪の女王」も「ラプンツェル」もそうだが、キャバ嬢を主役に起用することはやめて、大ヒットに味をしめないで素直に平面のアニメを頑張りなさい。
腕のいい職人がいなくなるぞ!!!
とここまで、好き勝手、言いたい放題やりましたが、
♪少しも見ていないわ
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