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さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

天才イラスト画家シーズン野田が、絵画を駄目だしする。

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

 

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 この夏の一枚。

 

 

 

みなさん、今年の夏はいかがおすごしでしたでしょうか?

 

プールに行ったり、

お祭りにいったり、

海に行ったり、

花火に行ったり、

 満喫してたんじゃないかと思いますが、

 

自分の場合は、

 

お金のプールが減ったり、

何かと後の祭りだったり、

歯茎にウミがたまったり、

車のナビが突然狂って(破ナビ)心霊体験をしたり、

 漫喫に寝泊まりしてました。

 

 

散々でしたが、心霊体験だけは妙に夏っぽいですね。

 

 

いや……実はこれ冗談ではなく、本当に怖かった。

 

 

大方のそれと同じように、話してみると大した事ではないのです。

朝からなんも食ってない、、、とかいいながらウエハースくらいは食ってたりするあれです。

 

けどね、実際は「朝から何も食べてない」と言いたくなる感覚ってのは皆さんわかりますよね?

 

こういうのは、多分生まれた初めてじゃないかと思います。

 

いや、本当に怖かった。

 

まぁ、話すと大した事ではないので、やくみつるいしいひさいちの違いくらい大した事は無いので、何があったかは言いませんが、いや、まじで怖かったな。

 

 

 

さて、オリンピックのロゴパクリ問題あらため「佐野パ問題」では見事な批評性で斜め読みしたわけですが、今回はアート批評をしていこうと思っています。

 

 

何を隠そう、私シーズン野田は美大出身であり、そこいらのホームレス中学生よりは絵がうまいのです。

 

 

 

 

つまり、見る目もあるわけで、今回は勘違いどもを徹底的に叩きのめしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずこの作品。

 

 

 

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『ふしんしゃにあったら、すぐにぼうはんブザーをならそう。』

と言う作品です。

おそらく描かれている人間が不審者なんだと思いますが、圧倒的に描写力が足りない。

背中に爆弾を背負っているのでしょうか。まず何だかよく分からないし、これじゃまるでランドセル。笑って爆弾背負ってる姿は不審者に見えなくもないですが、タイトルがなければ何が何だか分からない、タイトルありきと言う一番駄目なパターンです。

人間の描写が特にだめで、主役への意識が低すぎる。骨格や重力を一切感じないし、歩いてるのか、立ってポーズをとってるのか判然としない。

抽象を狙っているのかもしれないが、味や雰囲気に逃げ過ぎ。

 空の色もなぜあんな中途半端で止まっているのか?もっとグラデーションをつけるとかして、白に自然に繋げていくくらいのテクニックは見せていだだきたい。

 

 

 

 

 

さて、次。

 

 

 

 

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一言でいうと、子供の落書き。

 まず、人間の描写がひどい。描ける人のあえてのくずし方ではなく、描けない人が描けないままで終わっている、何の挑戦もない絵画。

人間の上に浮かんでる青いクリームパン見たいのは一体なんなのだろうか。雲か何かのつもりなのか。雲は水色ではなく白であるという、基本的概念がないのか。それともあえてそうしているのだとしたら、圧倒的に技術量が足りない。線と色を形にする意識が欲しい。

 

 

さて、次。

 

 

 

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 前の作品の連作だろうか。

パースがめちゃめちゃで、手前と奥の関係が判然としない。平面的なものの見せ方をしたことはわかるが、描写量が少なすぎるので、失敗している。

前の作品同様「わたがし」と書いてわたがし屋であることを示すあたり、絵画へアンチテーゼと捉えられなくもない。だが、基本的な事ができていないので、あえてそうしているように見えない。手数勝負に一回挑戦してみていかがだろうか。

 さまざまな角度で状況を捉えているあたり、ピカソやブラックの影響をうけているのかもしれないが、墓に行って謝ってこい。

 

 

 

 

 

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またこの「盆踊り大会シリーズ」。このシリーズに当たりなしだ。

右の眼鏡の女性が持っているのは、おそらくアメリカンドックなのだろう。真ん中の女性が持っているのはわたがしといったところか。では、一番左の人物が何を持っているのかとえば、何も持っておらず、一人フランクフルト屋を回想してこちらを向いている。

 二人は物質、一人は回想。

 よっぽどの狙いや神話的な意味合いが隠されているのだろう。ただ、やはり描写から醸し出される信仰心を感じず、適当な引用によってお茶を濁してる感じが否めない。おそらくユングなのだろうが、頭でっかち過ぎて絵画における美術的価値を全く理解していない凡作。

 

大分辛辣になってしまったが、今回上げた作品どれにも共通しているのが「描写の甘さ」だ。

物を観察するチカラが低すぎる傾向にある。どこから光が来て、どのように影を落とすのか。その機微を丁寧に追うことで、絵に奥行きや立体感、シャープさが出てくるので意識して欲しい。

 

 

 

 

 

 ああ馬鹿らしい。

 

 

 

 

 

 

いやぁ、冒頭の話に戻るけど、しかし、本当にあれはこわかったな。。。。

 

車内が凍り付いた。

なにがあったかはやっぱり言いませんが、いや、、、怖かった。

 

 

ホラーでしたよ。

 

 

 

 

あ、ホラーで思い出したけど、映画来てね。

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"TERROR OF HOUSE" TOPICS — 8/30-9/3 上映後トークイベントゲスト発表!

 

 

 

 

 きて〜〜〜〜〜。

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 http://line.me/S/sticker/1037679

 どげざるもよろしく!