さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

7月になったので、ブログのタイトルを変えた。あと、ピョコタン先生とのイベントの話。

 

お題「ブログ名・ハンドル名の由来」

 

 

最近知った、昵懇(じっこん)という言葉が、文字から醸し出される意味合いとはまるで違ったことに感銘をうけました。

 

昵懇とは、親しく打ち解けてつきあうこと。

 

らしいです。

 

ガチャピンとムックが昵懇の間柄である。

 

みたいな使い方なのでしょうか。

 

自分は、本当に言葉を知らないので、時々恥ずかしくなります。

先日も、<吐瀉物(としゃぶつ)>という言葉を知らず、大恥をかきました。

仏様の一種であろうと邪推し、

「自分の中に惰性が生まれたら、いつも後ろでトシャ仏さまが見てると思うよにしてるよ」

という、使い方で周囲を凍らせました。

なんとなく、意味も通りそうな気もしないでもないけれど。

 

さて、7月に入ったので、ここらで心機一転し、ブログの名前を変えました。

 

映画批評に絞って書こうと思い「シネマレスラー」という名称にしていたのですが、映画のことを書くとなると、なんだかストレスが溜まるのです。

嫌われたらどうしよう、、って思うし、その反動によって、逆に悪口ばかり書いてしまう。スコセッシに「あなたは映画をやめなさい!」と罵るという暴挙に出たこともありました。曲がりなりにも映画に携わるものとして、無責任に映画を語るのもどうなのだろう、という真面目な自分が憎らしいのですが、映画についてほとんど書かなくなった今「シネマレスラー」はおかしいという気持ちがずっとありました。

 

いろいろ考えたあげく

「さておかれる冗談」

というタイトルにしました。

 

まさに自分のことです。

 

何を真面目に語っても、誰に思いと告げようとも、つねに「さておかれて」きたのです。

それは、ある時は便利でもあり、楽でもありました。

自分の言うことは冗談であるから、失言も暴言もどうか気にしないでね、というスタンスをとれるのです。

ただ、それは衝突を恐れ立ち向かわなず、言い訳をしてきた人生であることの裏返しとも言えます。

ただの処世術とも言えるかもしれません。

そもそも笑いやギャグはそいうものかもしれません。

本当のことを言いたいけれど、言いたいことはたくさんあるけれど、はっきり言ったら怒られそうだから、いつも無礼講な感じの雰囲気を出して、本音をしのばそう、、という、予防線。

そうやって生きてきた今、「さておかない本音」など、言えるわけもありません。

 これからも「さておかれる冗談」が続いていくのだと思います。

 

もう誰も愛することはありません。

 

すべては冗談のひとつです。

 

僕が死んだらどうか笑ってやってください。

 

 

 

 

冗談はさておき、今月21日にイベントをやります。

題して

 

にがウーロン night vol.4

にがウーロンのコントライブ「振り返ればピョコがいる」

 

です。

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/46694

ピョコとはご存知天才コンテンツホルダーことピョコタン先生のことです。

 

コントをやりつつ、


天才コンテツホルダーのピョコタン先生と現代クリエイター論を語ります。

ピョコタン先生は漫画家でありながら、ニコ生主でも絶大なる支持を集めている動画クリエイターです。

金を払わない出版社に乗り込んだり、不義理を果たす人間を公開処刑したりと、ジャーナリズム精神満載の、ハラハラするような動画コンテンツは、まるでドキュメンタリー映画を観ているかのよう。自身の体験したレポート漫画も、とても面白い!

 

一方で、しこしことフィクションとして映画やコントを作っている僕らはそのリアリズムやジャーナリズムにどう立ち向かい「リアリティ」を追求していけばいいのか。

 

昨今のギャグ漫画がほとんどエッセイ漫画になった今、創作物としての笑いは、どのようにすれば、受け手にリアリティを持って伝わるのかを考えていました。

 

そんなこんなで、今回のピョコタン先生とのイベントをやることで、何かしら今のモノづくりにおけるヒントを得れるのではないか。そう期待し、今回のイベントにたどり着いたというわけ。

 

一緒にコントもやりますので、ファンの方はいつもとは違ったピョコタン先生が拝めるかもやしれません。

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フィレンツェ前。

マリオとルイージカラーのにがウーロンと、そしてピョコタン先生。

任天堂オールスターが勢ぞろいしたような趣です。

 

 

 

言うまでもないですが、僕らと一緒にイベントをやってくれるってだけで本当にありがたいのですが、しかもTシャツまで作ってくれました!!!

 

 

 

 

それがこれだ!!

 

 

 

 

 

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超激レア限定品です。

NIGAOOLOMG & PYOCOTAN のコラボレーション!!!

後ろにちょこんといるおばさんみたいのは、加藤ふりかけ(にがウーロン)です。

嬉しいよね。

本当にここでしか手に入らないです。

 

前売り予約限定です。

 

「なんで前売りの方が高いのですか?」

 

という愚問を振りかざす、とうてい教育を受けたとは思えない質問をする輩がおりますが、激レアTシャツが手に入るわけですから当然です。

 

ということでよろしくね!!

 

場所も7月にオープンしたばかりの、ロフトプラスワンの姉妹店である、渋谷のロフトナインというオシャレな場所です。

レセプションパーティーでも宣伝してきました。

ということでよろしくお願いします。

 

 

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にがウーロン night vol.4

にがウーロンのコントライブ「振り返ればピョコがいる」

OPEN 19:00 / START 20:00

前売¥2500(前売り特典スペシャルコラボTシャツ付き!)
当日¥2000(+共に飲食代別)
前売予約先→ https://coubic.com/niganight/286984

【出演】にがウーロン(シーズン野田、ライフスタイル角田、坂元パルム、加藤ふりかけ
【ゲスト】ピョコタン

今年もこれがないと、にがウーロンnight!
映像やコントで活躍する「にがウーロン」のスペシャルイベントです。
今回はドカーンとコント祭!奇抜なコントでお出迎え!

さらに天才コンテンツホルダーピョコタンがやってくるという、まさにクリエイティブ夏祭!
コントライブにプラスして、ニコ生配信者としても超絶な人気を誇るピョコタン先生が、ニコ生配信では聞けないような「ここだけのやばい話」をしてくれくれます。
コラボレーションコントもあるかも?

現代クリエイター論とでもいうべき内容で、生きづらい現代社会を楽しく自由にやっていくコツを伝授してもらいましょう!

※さらに!前売りでご予約していただいた方限定で!!ピョコタン先生が本イベントのために描き下ろしたイラスト入りの限定Tシャツをプレゼントしてしまいます!!
他では一切手に入らない、レア物Tシャツ!
(だから前売りのほうが少しだけ高いって話!)
ぜひ、前売りでのご予約をお勧めしますよ!!

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