さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

両親の生活保護について考えると、とんでもない条件で給付可能に!!

お題「健康」

 

 

 

「あーだれか生活を保護してくれないかなぁ〜」

 

この一言がきっかけだった。

 

「俺、知ってるよ。保護してくれる人」

 

「え?まじ?どこのタニマチ??」

 

・・・こうして紹介してもらったのが生活保護制度だ。

 

文字どおり生活を保護してくれる制度であり、どこぞにパトロンがいるわけではない。

 

どのくらいの保護かといえば、

 


資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。

 

くらいの保護だ。

 

 

 

片山さつきが直々に、<最低限度の生活を保証する額>を入れた封筒を手渡ししてくれる光景が頭をかすめる。

 

 

 

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最低限度がどれくらいなのかはよくわからないが、綺麗なパンツと靴下と、少しのお香こがありゃわしゃぁ生きていけますわい。ああありがたや、ありがたや。

 

 

生活保護といえば、ちょっと前にとある芸能人の身内が不正受給しているのではないかと話題になったけれども、いよいよ我が家でもしっかりとその事について考えなくてはならなくなった。

 

片山さつき似の母が、このままだと働けなくなるかもしれないのだ。。

 

(ここからは、今後のために我が家の状況を整理し、自分でも現状把握をしてみたい)

 

母はケアマネージャーの仕事をしている。

 

絶対に落ちると思ってた国家試験にパスしてしまい、不慣れなパソコンワークに苦しみながら、とある施設に就職したのだが、職場でいじめられているらしい。

 

そりゃそうだろう。今時あそこまでパソコンを使えない人間も珍しい。

 

そりゃ教える周りもイライラすることだろう。何一つインストールするできない。

 

釈迦もイエスもパソコンでエロ動画を見る時代、誰でもある程度使えてあたりまえなのだ。

 

それに加え母はバカだ。ろくに言葉を知らない。

 

DV(ドメスティックバイオレンス)の事を「DVD」や「AV」と言い間違えたり、弟の車から発見したコンドームを「ムニュムニュ」と表現したりと、なんとなーく言葉をインストールしている。

 

パソコンも使えないバカなど、今時いじめられるに決まっている。

 

 

 

しかも極め付けに癌なのだ。

 

 

 

癌って!!

 

 

 

母は10年以上前に乳癌になり、それから幾度となく入退院を繰り返し、ここにきて骨に転移しているのがわかった。

 

乳癌の骨転移率は極めて高く、この骨の癌というはとても痛いのだ。

 

普通に日常生活を送るのも困難で、母はいつもマジックリーチャーお助けハンドを持って、文字どおりお助けしてもらいながら過ごしている。

 

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座っている分には特に問題がないのだが、起き上がったりするときに激痛が走るらしい。

 

そんなんで仕事ができるわけがないのだが、なんとか痛くないふりして頑張っているらしい。

 

じゃないとクビになるからだ。

 

そんな職場は辞めたらいいと思うが、もしやめたら、収入がなくなってしまう。

 

親父は何をやってんだって??

 

我が家は父が無職で無収入。年金も未払いのため収入はほぼゼロ。

 

たまにポスティングの仕事とかやってるけれど、月1万円程度の稼ぎだ。

 

父は父で、糖尿を患っておりヨボヨボのゲロゲロ。

 

水木しげるが生きてたら妖怪にアレンジしてるだろう。

 

そのくらい見すぼらしい。

 

家族は、父を「家のあるホームレス」で認識している。

 

つまり母が父を食わせている状態なのである。

 

家は弟の持ち家で二世帯住宅だから住むところはあるにはあるが、生活するための維持費まではなかなか全部は払えない。ローンも保険もバカにならない。通院費だってかかりまくる。

  

そこでどうしたもんかと考えていた矢先に飛び込んできたのが生活保護制度だ。

 

これはもう片山さつき世耕弘成に 、

<健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長>していただくしかないのである。

 

 

さて本題。

 

生活保護をもらうにはどうすればいいか。

 

調べてみると、

 

主に4つの条件を全て満たしている必要があります。

 

とのこと。

 

生活保護はこの4つの条件を満たせば受けられます。

 

↑こちらのブログをお借りしまして、我が家のケースを考えていこうと思います。

 

 

 

 

 ①援助してくれる身内、親類がいない

 ・・・一緒に住んでいる身内が働く事が可能なら、その身内が援助しなきゃいけないんだって。

 

二世帯住宅で弟家族と住んでる状況じゃちょっと厳しいかもなぁ。けどね、子供が産まれるし、弟1人で両親の面倒見るのは無理だよ。家のローンも払ってるの弟だし。これじゃ弟が<健康で文化的な最低限度の生活>なんてできないよ。家族まで疲弊してたら本末転倒だわ。

 

だいたい、<親の面倒を子供が見るという社会的前提>について思う事ありだ!!!

 

これって「育ててもらったんだから、親の面倒を見るのが当然だ!」ってくらいのノリで言ってない?なにこの理屈。

 

親の人生は親の人生であり、子供の人生は子供の人生で、そもそも<自立>のために教育してたんじゃないの?

  

まぁとにかく、生活保護をもらうためにはこの場合、両親は家から出ていかないといけないわけだね・・・・

 

母は父の無能っぷりに疲れ果てて、顔も見たくないらしいし、むしろ癌が悪化するって嘆いているから、離れて暮らす理由は一応あるぞ!

 

不仲ばんざーい!!!

 

 

 

 

 

②まったく資産を持っていない。

父親は貯金が確か0ゴールドしかないんだよね。ドラクエ風にいうと。

問題は母親だが、確か貯金がいくらかあるから、この条件には当てはまらないなぁ。

ちょっと母は雲行きが怪しいなぁ。

けど、仕事がなくなって貯金を切り崩していく生活になるのだとしたら、いずれは0ゴールドになってしまう。

その間、さらに生活保護の審査とか厳しくなって

「売る臓器が残ってない人」

とかが条件に組み込まれたりしてそう。

 

その他、車などをもし所有していた場合は、生活保護を受けることはできません。
 (ただし、仕事を探すためや、病院に通うためにやむ負えず車が必要なら保持が認められます。それはケースワーカーの判断によりますので必ず確認を取って下さい。)

 

 

 

父は車持ってないから大丈夫だ。

 

ちょっとグレーなのがパソコンなどですが、こちらの所持もケースワーカーの判断によります。

 

・・・パソコンは持ってるなぁ。まぁボロボロだし、ケースワーカーに土下座すればなんとなるでしょ。今時パソコンでやんや言わないでよ。

 

この時点で、父親は家を出て行けば生活保護をもらえる可能性が浮上したな。

 

ノン資産ばんざーい!!

 

 

 

③(病気、ケガなどでやむなく)働けない(例外もあります。)

 

母については、ちょっともらえなそうなので、考えません。

 

この条件について父は、脳梗塞で倒れて以来滑舌悪いし、糖尿病も患っているからおそらく満たされている気がする。車乗るとゲロ吐くし、バイト落ちまくるし、うん、なかなかの満たされっぷりだ!

 

不健康ばんざーい!!

 

 

 

④ 上記①~③を満たしている状態で、月の収入が最低生活費を下回っている

 

なんせ、父は0ゴールドしか持ってないからね。

 

記①~③を満たしている状態で、月の収入が最低生活費を下回っててばんざーい!

 

 

 

 

 

・・・・以上の条件を照らし合わせると、現段階では父親が生活保護の対象になる可能性があり、そのためには、離婚して、父を家から追い出し絶縁することが必至という感じか。

 

 

 

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前にも書いたけれど、父親はだらしないし、うんこ漏らすし、おしっこ飛ばすし、ネット右翼だしで、母も嫌気がさしてるから別れるなら今かもしれない!!!

 

 

 

ということで、両親にさっそく生活保護を勧めてみた。

 

 

母「そんな生易しいものじゃないよ生活保護なんて。お父さん追い出すって言ってもあんなの1人で暮らせるわけないし。そういう小細工やってお金もらうなら、まだもうちょっと頑張ってみるよ・・・ってあんたが養え、長男の甚六!!!!

 

・・・・こんなブログ書いてる場合じゃないわ。

 

 

 

 

 

 

 

というかベーシックインカムまだぁ??