さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

さまよえる蒼い蒙古斑    B'z featuring シーズン野田

つい口癖の様に「死にたい」と言ってしまったりする。

実際は死にたいわけじゃないし、いや、死ねたら楽だって思うけれど、なんとなく死なないだろうって思っている。

充分「生きている」とは言えないけれど、死ねないから生きているのかもしれないけれど、漠然と何となくやりたいことがあるってことや、好きな音楽があるってことは、とりあえず恵まれているのだろうって思う。

日本の自殺者は先進国の中でもトップらしい。

そんな死んでいく彼らになんて声をかければいいのだろう。


ただ「正論」をぶちかますことほど愚かな事はないと思ってはいるが、「正論」しか言えない、言いたくない気持ちが湧いてくる。

自分を安心させようと、四苦八苦しているに過ぎないわけだよ。

何もやりたくない、どんなビジョンも持てない、好きな事なんて何も無い、そしたら死んでも生きても同じだってそりゃ思うよ。

何を言ったって響きはしない。

日本は豊かで、戦争も無いから幸せなのだろうか。

心の秩序は保たれているのだろうか?

僕らはどんな言葉を発信していけばいいのだろうか。

誰か一人でも救えれば、こんなだらだらしている生活もきっと意味があるって思えるだろうに。



ってまた、真面目な辛気臭い話になってしまうのですね。

やめだやめだ馬鹿らしい!!!





こんな奴でも生きてるんだよ。(久々に登場、愛弟子の竹前小太郎)