この場を借りて シーズン野田
にがウーロンは武蔵野美術大学出身の馬鹿やろう集団です。
で、母校の卒業制作の展示が本日までやっていたので、たまには見に行くかということで、ライスタ角田とこの寒い中、
雨にも負けず、風にも負けず、
レイパーにも負けず、
最近出来た変な形のホクロへの不安感にも負けず、
カミソリ負けず、
キッチンレイパーにも負けず、
映画の登場人物の病気の伏線は100%「咳」であることにも負けず、
突然、便意がやってきたけどテレビ見てたいし、なんとか「屁」で逃がそうとしたけど失敗して、そのままウンコ漏らした小5の時の思い出とともに、
大学まで自転車をかっとましました。
ヒューマニズム坂元の集大成も展示されてるとのことなのでね(彼、まだ学生なんでね)。
く〜っと行ってきましたよ!
ライスタ角田も納得の出来栄えで、
先生方の講評でも絶賛の嵐だったらしく、「ウチに来ないか」「ウチに来ないか」と口々に言われたらしいです。
あまりにも言われるので、ウチに行ったらしいですが。
僕も今回はお手伝いをさせていただいたので、出来上がりを見てとても感動しました。
ああなるほど、坂元の頭にはこういう出来上がりがしっかりイメージされ、皆を先導し、このような骨組みを作っていたのかと、妙に納得しました。
また、多くの後輩が彼のお手伝いをしているの見た時、「もう自殺なんて馬鹿なことはしないだろう」とほっと胸を撫で下ろしました。
手伝っていた時は前途多難で本当に完成するのか、と不安でいっぱいでした。
例えば、「石膏ボード三枚、角っちょ大破事件」。
あの時の、坂元の顔面蒼白で、完全にブチ切れた表情は今でも忘れることが出来ません。
事の次第はこうです。
壁の素材として用意していた、180センチほどの石膏ボードの角っちょが、坂元のいない間に、何者か似よって壊されてしまっていたのです。
しかも重ねて廊下に置いていたものだから、三枚も…。
故意の犯行か、はたまた事故か…。
確実に誰かが踏んだ足跡がくっきり残っているのです…。
坂元「ふざけんなよ…誰だよ。まじどうすんだよ。これじゃ壁が作れないじゃないか…犯人探してフルボッコにしてやろうかな…」
悲しそうな坂元を見ながら、後輩達も、
後輩「これは酷すぎます。まじ最低ですね、こんなことする奴、袋だたきですよ」と、
一緒に怒っていました。
しかたないから僕も、
俺「ちょっとこれは、不注意の範疇越えてるよな。けど、パテで埋めればなんとなるよ。大丈夫だよこのくらい!」
と、坂元をなだめていました。
それはそれは、気まずい空気が流れました。
↑その後、そいつのおかげで僕は一生懸命欠けた部分をパテで埋める作業に集中していました。なんどもなんども、パテを塗り込めていました。
これがこれが、なかなかうまくいかなくてめんどくさい!!
僕もだんだんそいつに腹が立ってきました。
そんな苛ついている僕を見て坂元は、
「野田、悪いな。こんなにがんばって欠けた部分を補正してくれて。忙しいのに申し訳ない。全てこれも犯人が悪いんだよ。まじ、見つかったら謝らせるからさ、仕事ふやしてごめんなさいって」
と言って、なだめてくれました。
いやいや、何水臭いこと言ってんだよ、と。
何年一緒にやって来たと思ってんだよって感じですよ。
いや、いいんだよ。坂元。
全然気にしないで。
苛つく俺がどうかしてたよ。
だって、犯人俺だから。
ごめん、坂元、踏んじゃった。
ガン!っていっちゃった。
報復が怖くてあやまるタイミングのがしちゃった!
足跡照らし合わされていたら、まじぶん殴られていたわ!
ああよかった。
この場を借りて、謝らせていただきます!!
「坂元さん、本当に申し訳ございません」
そして、
「野田さん、僕のせいで仕事増やしてすいません」
結果的にいい作品で来たわけだし、まじ勘弁してな!!
次回は、角田卒制展でブチキレるをお届け!!!!