さておかれる冗談

脚本家でイラストレーターのシーズン野田が綴る「活字ラジオ」。たまに映画を酷評し気を紛らわす悪趣味を披露してます。http://nigaoolong.com/index.html

ものづくり  ライスタつのだ

最近、野田によってアップされまくっている自分の顔写真が気持ち悪すぎるので、早くトップ画面から消し去りたい、という思いのみで現在ブログを更新しています。ガチでそれのみです。





最近、印象的だった言葉は、現在映画プロジェクトを共に進行させているメンバーであるk先生が、僕らを形容した言葉です。


「欠陥のある人間だから、それを補うかのように、ものをつくらずにはいられないの。この子たちはそうなの。」


だいたいこのようなことを某映画プロデューサーたちの前でおっしゃりました。(プロデューサーたちは大きくうなずいていました)


ああ、そうなんだ。だからこんなにも、ものをつくらずにはいられないのか。と、ようやく合点がいきました。


人を楽しませたいとか、売れて有名になりたいとか、金持ちになりたい、とかのずっと前に、「つくらずにはおけない」性質があるから、未だにこうして生きてんだなーと思いました。


これは善くも悪くもやっかいな性質で、
成功者になるために絶対必要な性質である反面、いつまでも売れず、生活がままならない危機的状況になっても、やめることができないジレンマをかかえてんだよね。
廃人になっちゃうこともしばしば。

「うーん、ちょっともう俺ら売れる見込みないから、ここらでやめて地に足つけた職につくか。家族もいるしな」

↑頭ではわかっちゃいるけど、僕らみたいなのはこれができないんだよね。

もちろん売れたいけど、そのずっと前に「つくらずには生きていけない」から無理なんだよ。

「夢を諦めない」っていうのとは違うんだよね。

つくりつづけないと鬱病になっちゃうんだもん。
諦めるもクソもビチグソもないっつの。


こんな風に生まれ、こんな風に生きて行くしかない人生を呪うしかないね。



それか、感謝だな。