家族と水族の館に行った話
2017年になってしまいました。
なるもんですね、2017年。
「なる、2017年」というコピーを鏡餅の横に置きたい気分です。
というか、自分がまだ生きているから2017年になったと思っているだけであって、去年死んでいたら、そもそも2017年は来ていないんですね。
来ていないかもしれなかった世界、きっとそれが「今」なのではないかと。
せっかく来てしまった今を、今は暖かく迎えてあげようとする「今」が少しずつ増えてきたました。
なんだか、今のゲシュタルト崩壊が起こり、実にいまいましいです。
ということで、明けましておめでとうございます。
今年はゆるく生きたいので、このように非常にゆるい鳥を書いてみましたが、そうも言ってられません。
とりあえず、文章を書きたいと思いこうしてブログを更新しておりますが、特に書くこともないので、姪っ子達と水戸にあるアクアワールド茨城県大洗水族館に行ったことでも書き殴ります。
完全に日記です。
全員ニューバランスだね!
と、仲間意識を高めるとことで、暗に「ぐずらないでね」を示します。
一番小さな足が、僕です。
姪っ子は三人姉妹で、自分も体力がないから連れて歩くのは大変なんです。
そこで母も同行することになったのですが、母は母で、病気で杖ついて歩くのも大変だし、結果、面倒見る女が1人増えました。
久々に水族館に行って思ったのは、水族が食材にしか見えないという悲しい現実です。「うわーかわいい!」とか、「こわいー」とかじゃなく、
「ぶつ切りだと脂が多そうだから、開きにした方が脂がほどよさそうだ」としか思えませんでした。
一番下の姪っ子も、「こわいこわい」と言いながら、最初は水槽に近づけませんでしたが、慣れてくると「握れ、握れ、寿司にしろ」と騒ぎ始めました。
日本人は生まれながらに、海鮮への渇望があるのかもしれません。
メインはイルカショーとアシカのショーでしたが、まるで市場の競りとしか思えませんでした。
イルカが元気にボールをツンツンすればするほど美味そうに、そして良い値が付きそうに思えて仕方ありません。
イルカは遠目、マグロなんです。
芸のあるマグロ。
流石にアシカを食いたいとは思いませんでしたが、どんな味がするのだろう?食うならどこから、足からかな?アシカだけに、なんちって。
イルカによる洗礼警告があったので、300円で水よけのレジャーシートを購入しました。オリジナルのデザインということで、ついつい買ってしまいました。
一番驚いた曲芸は、イルカの上にアシカが乗って泳ぐというもの。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、魚にここまでやらせるなんて、改めて人間のすごさを思い知りました。
そりゃ、地球をくまなく牛耳るはずです。
イルカもアシカもすごいけれど、結果一番すごいのは人間だなって、水族じゃないなって思い知った1日でした。
「距離感たもとうか」
夜の海で遊び疲れ、腹も減り、、、
夕食はもちろん、
寿司だ!!!!
あんだけ魚見てて、食べないわけにはいきませんからね。
水族館が予告編なら、寿司は本編ですからね。
最初は見るだけで怖がっていた姪っ子も、口に入れるまで恐怖感が薄れたようです。かなりの進歩です。
しかもイクラとかいうわけのわからないツブツブを好んで食う姪っ子を見てると、変態なのかな?って、少し心配になりました。
しかし、帰りにとあるお土産屋に立ち寄ったのですが、仙台四郎の置き物のはみ出たアソコを指差し「ちんちん」と僕に教える姪っ子を見て、ああ、正常だなって思ったことを最後に記しておきます。