オリンピックのロゴパクリ問題改め「佐野パ問題」に決着をつける。
あまりの忙しさに、漢字の由来どおり心を亡くしそうなシーズン野田です。
心を亡くしそうな証拠として、マイケルジャクソンがステージのオープニングで静止しているあいだに、知り合いのカメラマンがマイケルジャクソンの肌でホワイトバランスを撮っているという夢を見ました。
「とっちゃえ、とっちゃえ」
と、久々に慌てる安藤さんを拝見し(やべ!名前出しちまった)、なんとか心を亡くさずに済みました。夢は気持ちの反作用だということです。
さて、僕の半人格であるこのブログを放ったらかしにしてしまい、一日三兆人見ているはずの人気コンテンツが、とうとう2億人に目減りしてしまいました。
別にアクセス数を稼ぐためにこのブログを更新しているわけではないので、どうでもいいのですが、万が一このブログがドMであり、放置プレイの果てにビショビショになってしまったら、パソコンが漏電するのではないか?というイリュージョン的心配に取り憑かれ、こうして、慌ててブログを書いてます。
書きたい事が山積みなのですが、まずざっと今月あった僕の出来事を書きたいと思います。
天才歌姫YOSHIKA様に出会い、
※あの名曲「let go」のYOSHIKA様です。
メンバーの坂元パルムの初子(バケモノの子)を抱き、
※顔だけは似ないように深くお祈り。
静岡の島田で爆笑コントライブを催し、
※これはいつもこのブログを見ている青森在住のファンの方から届いたオハナです。
「今日は島田でにがウーロンの公演が。かわいそうに」と書いてありますが、これは僕がSNS上でやっている習慣にちなんだ文言です。いつもありがとうございます、ファン!!
天才漫画家ピョコタン先生に感動の大接触し、
※これについてはまた!
世界遺産である平泉でのイベントを決行アシストし、
※世界遺産に、シーズン野田と言う過多胃酸が降臨しました。圧巻!!
会社経ち上げの準備
※これについてもまた今度詳しく。
…
という流れで、暑さに比例して暑苦しい夏になってしまいました。
そんな中一番の印象に強く残ったのが、
この男のパクリ問題です。
前回、「オリンピックのロゴパクリ問題を考える」というブログを書いたのですが、今回はその第2段。
オリンピックのロゴだけでなく、出るわ出るわのパクリ芋たちですが、前回のブログで提唱したのが
「たまたま似てしまったというその奇跡を楽しめ」
という考え方です。
オリンピックのロゴと言うデザイナーにとって最高のキャリアの中でパクるわけないんだから、遠隔地で同じような作品が生み出されたと言う奇跡を楽しみなさいよと、人間の脳みそがどこか異次元て繋がっている可能性に夢を持ちなさいよと、投げかけたのです。
否定派と擁護派を見事に巻き込む両論です。
そもそもデザインとは、創作とは、みたいなデザイナーやクリエイターだけが分かる専門ロジックで擁護しても何も意味はありません。
むしろ、火に油を、力士にちゃんこを、大島渚にマイクを、野坂昭如に酒を、宮崎駿に少女を、経団連に天下り先を、Vジャンプに袋とじを注ぐようなものです。
ただこの考え方は、あくまでも<パクっていない>前提の話であって、ここにきて他にも色々疑惑が出る中で、(あの人相も踏まえて)
「あれ、この人、やっぱりやってんじゃないの?」
という疑惑が深刻化してしまった今、<パクっている>前提での考え方も見いだしていきたいと思っています。
<佐野氏はロゴをパクっている。一人中国とは彼である>
と言う前提で、騒動の沈静化を図りたいと思います。
そもそもパクる事は何故いけないのか??
(これまともに答えられる人いますか??あんまりいないと思うんだけど)
パクリとは言わば真似することです。
真似することがいけない、だからこれだけ叩かれるわけですよね。
じゃあ
コロッケはどうなるのでしょうか?
なぜ、コロッケはどんだけ真似をしても誰からも叩かれないのか?
むしろ尊敬すら集めています。
もちろんコロッケの真似は「過剰」なので、それゆえに真似された元の方は苦い顔をすることもあるでしょう。
けど、その他大勢の人たちはコロッケを見て大笑いしています。もっとやってくれよコロちゃん、ってな具合です。
今回のロゴパクリ問題も、パクられ元は大変怒っています。けれどもコロッケのそれとは違い、その他大勢も「けしからん!」とご立腹です。
佐野さんからしたら
「コロッケはいいの?ツートン青木はいいの?」
という気持ちになるのも無理はありません。
では、佐野氏になくて、コロッケにあるものとは一体なんなのか。
突き詰めるとこれは「笑い」なんじゃないかと思うわけです。
笑えるから許してもらえるのがコロッケのモノマネだとしたら、佐野氏のパクリはあまり笑えない。あまり笑えないモノマネなんです。
しかも、佐村河内、小保方、ときて、「佐野」ですからね。
サノって!読み方まんまじゃん!!
ってところもひねりがない。
佐村河内の「実は聞こえる」ってエピソードはそのまんまでも面白いし、小保方の「スタップ細胞はあります!」も、人の生死に関わる問題だからより騒がれてしかるべし。
それと比べても、どっかのしがないロゴを、パクったどうのこうのってのは、なんだかパンチが弱い。
以前、安倍なつみがドリカムの歌詞をパクって問題になっていましたが、そちらの方がよっぽど面白い。
「ドリカムはパクるなよ!!」
って、つっこめる。
佐野氏がしがないどこかの国のなんのロゴかわからないものをパクったとしても、
「まぁバレないと思ったんだろうね、しがないし。。さてと、仕事仕事」
って感じで、あまりつっこめない。
なんともつまらないモノを、みんなでワーワーホコリだたきしているに過ぎません。
時間の無駄じゃない??
こんなにつまらないことに騒いでるのはむしろ暇人くらいなもので、騒げば騒ぐ程「わたし暇人です!!」と狼煙を上げて表明しているようなもんなんです。
という自分もこの問題に触れてしまっている以上、暇人確定になってしまうので、さらにすすんで、佐野さんがここからどのように再起していくのかを提案したいと思います。
ズバリ、モノマネデザイナーとして逆にその価値を利用するんです。
居直りデザイナーとして君臨するんです。
パクリ元を表明してデザインをする。もうこれしか道はない!!
いっそのこと名前も変えちまって、
佐野元有(サノモトアル)。
ってのはどうでしょうか。。。。?
前置きはさておき、
今月の29日から9月4日まで僕らがパクった、
じゃなくて作った映画がユーロスペースで公開されます。
「テラーオブハウス」という映画なのですが、もしこれを何かのパクリと言うならば、どうかその同時代に同じモノがたまたま産み落とされたしまった奇跡を楽しんでいただければと思います。
たまたまの奇跡よ、こだませよ!!